中野市の形成外科,美容外科,皮膚科,整形外科 たかはしクリニック

院長ブログ
2018.07.26

このところ2件連続して、クリニックに対する不満の口コミがありました。
申し訳ございません。十分注意をしているつもりでしたが不愉快な思いをさせたようです。

確かに予約時間にも関わらず長時間お待たせしていることは大変申し訳なく思っています。
開業以来なかなか改善できていないのは私の診療では現在の患者さんの数を時間内にこなすことが出来ていないことが原因です。

完全予約制にして数も絞り、急患も断ればこの不満は解消されると考えています。いずれはそれを目指しております。
ただし現在は近隣の市町村に形成外科医がほとんどいないこと、地域の総合病院で手足の外傷を受け入れる余裕がないこと、顔の外傷も総合病院の形成外科の手術日(火・金)は全て当院に送られてくることで、かなり重症な外傷も受けなければならない状況があります。
また標榜科の皮膚科、整形外科も他院で良くならない患者さん、他院では治療が難しい疾患の方が近隣だけでなく、他県からも受診していますので、診察やその治療の選択に時間がかかることがあります。(他県からの問い合わせは必ず前日にカウンセラーと治療の方向性は時間をかけて話し合っています。)また、皮膚科+整形外科+ついでに不定愁訴となることが多いので、予定通りに診療が進まないことも問題になっています。
1回の診療で1科にしたいのですが、時にそれらに共通する栄養および漢方所見のこともあり切り離せないことも多いです。自分の身体のためにも診療枠も減らしたいのですが、現在診療枠を減らすと外来の予約は1~2ヶ月待ちになる可能性があります。

ご迷惑をかけていることは承知していますが今しばらくはご容赦ください。

あとサプリメントの勧めに関して、当院では対処療法ですみそうな皮膚の患者さんには、保険治療以外はしません。
ただし明らかな栄養欠損のある皮膚炎の患者さんには食事指導に時間をかけた上で、希望に応じてサプリを勧めることもあります。しかし、基本的には栄養に対しての理解を得られない患者さんや食事指導を守れなさそうな患者さん、栄養欠損による他の不定愁訴のない患者さんには出さないようにしています。
食事に明らかな問題のある方は、サプリメントは不要で食事だけでも十分改善します。
これは基本中の基本です。多くの皮膚炎は①血糖値に注意した食事。②睡眠を十分とること。③必要な栄養素を摂ること:(例えば保険処方のビタミンC+レバー100~150gを週に4~5回、これを半年行えばかなり改善します。)④遅延型アレルギーを疑う食材の禁止。⑤自分に合ったスキンケア。⑥皮膚以外の慢性炎症の治療。⑦便秘、軟便の根本治療。これだけでかなりの皮膚疾患は改善しますのでサプリは必要ありません。
「高額なサプリを勧められ」の表現ですが、初診で勧めることがあれば1日1粒のヘム鉄6+2千円/月か、1日おき内服の千円/月以外を皮膚炎で勧めることはないはずなのですが、1割負担の方にはこれも負担であったのかもしれません。
これからはより注意をしてまいります。

最後に「診察しないで自慢話」は自覚がなくて申し訳ありません。
診察は訴えのある皮膚所見はかなり、細かくカルテに記載しています。また、訴えのない箇所の皮膚の所見も記載します。爪、大人の足のカカトも必ず診て記載します。皮膚科領域は漢方所見も有用なので、舌証も診ています。必要があれば腹証もとります。
診察はかなり所見をとっているはずです。・・・自慢話・・・診療が忙しいのでそんな余裕はないのですが、気が付いたことは軟膏だけ処方されて、痒みが少し良くなるが治らず数ヶ月~数年皮膚科に通っていると問診に記載している患者さんは毎日たくさん受診されます。
この時、原因が簡単な栄養欠損のことが多く「栄養の仕組みと肌の関係がわからない医師では治せないでしょう」とか「便秘や軟便も尋ねない医師やそれを治そうとしない皮膚科医では難しいと思います」などの発言はついしてしまいますので、これでしょうか?すみません長らく診て頂いていた皮膚科の先生との信頼関係もあるはずなので思慮が足りなかったと思います。また、皮膚科の初診の患者さんの診察は時間がかかるので、余計な話はせず、淡々と診察して所見をとる姿勢も改める点かなとも感じました。

※可能であれば、当院では“なぜ自分が困っているのか?”を共に考え根本治療を望む患者さんと治療を進めてゆきたいのですが・・・「軟膏だけもらえればいいから余計な話はしなくていい」という患者さんもいます。・・・残念です。

たかはしクリニック院長高橋嗣明

形成外科の専門医。たかはしクリニック開設以来、形成外科の治療だけでなくオーソモレキュラー療法をはじめとする多様な治療を実践し、多くの慢性の難治疾患の治療にあたっています。北里大学医学部・北里大学大学院卒業、東京大学客員研究員・博士号取得。

 

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※月・火・金の14時から簡単な手術1件の枠があります。
土曜日は原則手術は受けておりません。

 

■ 診療科目
形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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オーソモレキュラー療法・高濃度ビタミンC点滴・グルタチオン点滴・プラセンタ注射・遅延型アレルギー検査・各種レーザー治療
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