親に顔や体格が遺伝的に受け継がれるように、身体の各臓器の形態やそのバランスも同様に子に引き継がれます。
一般に言われる「体質」とはこの遺伝的な各臓器の大小・強弱の「先天的な不均衡」によって生じるものです。そしてその臓器のバランスは8種類しか存在しないことがわかっています。
また、多くの慢性的な病気はこの先天的な体質に合わない食事や生活習慣の積み重ねによって発生します。
「なぜその病気になったのか?」を知ることは治療の重要なポイントにもなりますし、予防的には親と同じ病気にならないための大切な情報となります。
個々に合わない食品は強い臓器をより強く、または弱い臓器をより弱くすることで本来のバランスを崩して各臓器に関連する疾患に繋がります。これは経絡的な関連も含みます。
人が生きてゆく上で、最も影響を及ぼすのは食と過ごし方だと考えます。
肌疾患は難治性になるほど、個々に異なる(共通も多い)食の引き算が関わることがわかっています。
医師が「体質でしょう」と言う その本質はとても不明確なものでした。
多くの癌が、ほとんど一つの臓器からの発生がスタートとなったり、糖尿病やアトピー性皮膚炎、難治性疾患が家族内で発生する傾向があることを考えると、「自分はどの体質なのか」を知ることは大切です。
また、その予防や治療が食と過ごし方にあるとしたら、将来の疾患や現在の治療の根本的な改善の可能性が高いと考えます。
八体質は全世界の人々は八種類の脈しかなく、それは親から顔や体つきが似るのと同じく、各臓器の形態も似る(遺伝する)ことです。
各臓器の大きさや強さのバランスを崩すと固有の臓器が障害されることがわかっています。
自分の体質を知り、日々注意することは未来の光になるはずです。