医薬品に頼らずその患者様の体細胞がおかれている状況を臨床症状と血液・尿データから読み取り、最新の生化学・生理学の知識で改善と向かわせる方法です。
治療は以下の3ポイントです。
1)栄養素の補充
- 1.ビタミン・ミネラルを個々に必要な至適濃度まで高める
- 2.不飽和脂肪酸のバランスを整える
- 3.タンパク質は含まれるアミノ酸に注意して不足分を補う
2)血糖調節
血糖調節の問題(耐糖能障害)は様々な病態に直結します。血糖というと糖尿病をイメージしがちですが、副腎疲労・難治性の皮膚疾患・子供たちが抱える多くの病態・各種アレルギーから認知症・癌にいたるまでほとんどの疾患に影響を及ぼします。
3)抗酸化アプローチ(高濃度ビタミンC点滴を含む)
様々な環境因子で溜まったストレス(肉体的・精神的・生活習慣)によって失われた抗酸化物質の補充によって活性化酸素の処理を行い、細胞膜の保護を行います。また癌細胞には直接働きかけるアプローチとして利用します。