たかはしクリニック副院長高橋真弓
    
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
香り高くハーブの女王といわれている初夏の花「ラベンダー」がクリニックに彩りを添えてくれています。

朝一番の出勤時はまだ空気がスッキリしている時間帯のため、クリニックの駐車場はラベンダーの香りで満たされています。ちょうど朝日が当たりはじめる頃のため、それはそれは綺麗です。毎朝、天然アロマのリラクゼーションができ、至福のひとときです。
ラベンダーの香りは、生理痛や頭痛などの痛みが緩和される鎮痛効果や、セロトニン分泌を促すため不安・イライラを鎮めるリラックス効果があります。
今回はラベンダー同様、女性の味方であるイソフラボンの紹介です。
 
MSS社のイソフラボンサプリメントをご利用の皆さま、ただ今ネット購入及び当院でも欠品となってしまい大変ご迷惑をおかけしています(工場製造が予告もないままストップしてしまい、当院でも本当に困ってしまいました。)
イソフラボンを欠かしてしまう事は考えられず、現在はより吸収率の良い他社のものを代替えとして手配しています。こちらもクリニック使用のもので、全国ですでに使われている先生方も多く、信頼のおけるものです。安心してご利用ください。
イソフラボンの種類は、イソフラボンに糖がつき腸内細菌の酵素で分解し吸収される「グリコシド型」と、
糖がすでに外れ、腸内細菌の働きに関係なく効率よく吸収される「アグリコン型」に分かれます。
今回の商品は麹菌発酵されたアグリコン型イソフラボンで、3倍吸収のよいタイプとなっています。さらに、イソフラボン含量の多い胚芽部分からの抽出で、エクオール代謝のしやすいダイゼインが主成分です(一般のものは胚芽ではなく子葉部から抽出し、主成分はゲニステイン)。
このダイゼインリッチなイソフラボンは抗酸化能が通常のものよりも1000倍も高く、さらにDHEA-Sの産生にも効果を発揮してくれます。(DHEA-S:副腎でつくられる性ホルモンの前駆体。ストレスが強いと下がる、老化の指標とされているホルモン。)
美容にも、抗ストレスにも、エイジングケアにもよく、女性にはいいことづくめです。そもそも何故このような効果が認められているかというと、イソフラボンの分子構造はエストロゲンととてもよく似ているため、体内のエストロゲンレセプターが勘違いをして受け入れ、エストロゲン様作用を発揮するのです。
しかし、どれだけ摂っても過剰症になることはありません。イソフラボンはアゴニスト・アンダゴニストといい、エストロゲンが不足している時にはエストロゲン様作用として働き、主にホットフラッシュ・うつ・疲れ・骨粗しょう症・抜け毛・メタボ等の更年期症状を和らげてくれます。逆にエストロゲンが過剰な時には抗エストロゲン様作用として効果を発揮し、子宮内膜症や乳ガン予防に働いてくれます。さらに、このアグリコン型イソフラボンは、不妊治療にも応用されていて、着床をサポートしたり、冷えや血栓抑制効果もあり、血流を改善することで、妊活をサポートしている報告もあります。
どの年代の成人女性にも味方となるイソフラボン。食品でいえば、より効率のよい麹菌発酵のアグリコン型イソフラボンは何と言っても「お味噌」です。毎日みそ汁を飲む習慣をつけ、今の時季はキュウリに味噌も積極的に摂るようにしましょう。
 
スーパーで「大豆スプラウト」というものも見つけました。発芽したばかりの大豆は、もちろんアグリコン型イソフラボンがたっぷり入っています。最近、私のおやつの仲間入りをしました。甘くておいしいです。

ただ、大豆は酵素阻害作用があるため、消化不良の原因となる場合があります。味噌等発酵されたものは大丈夫ですが、その他の大豆や加工品は毎日摂り続けることはおすすめしません。
ちなみに我が家では、地元の中野醤油さんの安心安全な正しいお味噌を使っています。
 
副院長 高橋真弓
■ 住所
                    〒383-0015
                    長野県中野市吉田890-1[地図]
■ TEL
                    0269-26-3001
                    ■ FAX
                    0269-26-3002
                    ■ 診療予約
                    あり/お電話にてご予約下さい。
                    ■ 連絡方法
                    お電話にてお問い合わせ下さい。
■ 診療時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | ○ | ○ | / | ○ | ○ | ○ | / | 
| 午後 | ○ | ○ | / | 手 | ○ | / | / | 
■ 診療科目
                    形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・
                    オーソモレキュラー療法・高濃度ビタミンC点滴・グルタチオン点滴・プラセンタ注射・遅延型アレルギー検査・各種レーザー治療
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・
            
            
            安心安全な食の配信をしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・
