たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
年末年始にごちそうをお腹いっぱいいただいた方は多いことと思います。
物価上昇も心配ですが、ハレの食事は豊かで楽しく、嬉しい気分になりますね!
多国籍料理が楽しめる日本ですが、
和食のごちそうは、刺身盛りやお寿司、エビやカニの魚介類が主となり、
皆さんもお年始によくお召し上がりになったことでしょう。
さて、
体質によっては、この美味しい魚介類が負担になる場合があります。
漢方の先生から教えていただいたのですが、
中医学では魚介類、特にエビ、カニ、貝類は、
病気を悪化させたり、炎症を助長したりする性質をもつ『発物』と呼んでいて、
中国内陸部の方は食べないそうです。
この漢方の先生も(北京出身)避けていらっしゃいました。
中国の内陸部では海からとてもとても遠く、昔から海鮮物を食べる習慣はありませんでした。
長野も海なし県と言われていますが、昔は塩蔵などで運ばれてきて食べる機会はありました。
でも中国は広すぎて塩蔵も無理で、乾燥したものしか手に入らず、ほとんど食べる機会もなかったことも影響しているのでしょうか。
長い歴史の中で、お肉や野菜で体調が良くなる人は内陸に残り、海鮮物を好む人は海の近くに移動していったのではないかと想像したりしています。
『発物』の食材は他にもあり、
例えば、唐辛子やニンニク、お酒などは熱を生み、炎症を悪化させやすくしてしまいます。
また、揚げ物やバター、生クリーム、脂身が多い肉などは熱をこもらせ、吹き出物を悪化させる性質があります。
何となくこれらが『発物』と言われる理由はわかる感じはありますが、
我々日本人にとって海鮮物が、一定の人には体調を崩す元になってしまうとは考えたくないものです。
でも、サバや甲殻類のアレルギーにより蕁麻疹や痒みが出てしまう方もいるので、
海鮮が免疫系を強く刺激してしまう要因になるとお気づきになると思います。
もう一つの考え方は、
中国では、海鮮は水分が多く、体に「湿」を溜めやすいとされています。
湿は ”病気の元” であり、炎症を悪化させると言われているそうです。
そのため、むくみやジュクジュク湿疹、下痢などの症状が出る人は控えたほうがよいとのことでした。
また、
海鮮は気を乱しやすい食材とも言われていて、
特に甲殻類は、敏感な体質の方は気の巡りが急に昂ったり、逆に停滞しやすくもなるとも教えていただきました。
予測するに、中国の方は八体質医学でいう木体質が多いのではないかと思っています。
となると、海鮮は一切食べてはいけない食事法となり、
食べてしまうことで、胃腸障害を起こしやすくなったり、不調も出やすく、精神的にも不安定な状態になります。
木体質の人にとっては、海鮮は『発物』となるわけです。
これが金体質になると、食事法は逆となり
海鮮は甲殻類含めて何でも食べても良く、食べたほうが調子が良くなります。
でも、お肉や乳製品、ニンニク、お酒などで炎症が悪化し、
関節が痛くなったりアトピーがひどくなったりしますので、海鮮以外の『発物』が適応となります。
他にも水体質、土体質があり、それぞれに『発物』となる食材が違ってきます。
中国、韓国、日本の考え方の違いはあると思いますが、
往々にして内陸なのか海側の民族なのかで、体が受け入れる食材が違うのでしょう。
八体質診断を進めていくとわかってきたことは、
長野県民は水陰体質が多いということ。
やはり、海鮮を食べてこなかった歴史があるからなのでしょうか。
木体質ほど厳密ではないのですが、水陰体質には海鮮を食べないように指導しています。
個人差があるので、すべての人に当てはまるわけではありませんが、
まずは上記を参考にしながら食の引き算をして体調の変化を見てください。
自分の体質による『発物』をハッキリと知りたい場合は、八体質診断を受けると良いでしょう。
八体質診断を受け食改善をした方は、
知らずに食べ続けていたものが、自分の体に負担をかけていたということをわかっていただけたはずです。
※指導的立場にある漢方医のN先生にはいつも大変お世話になっていて、今回の『発物」についてもとても詳しく教えていただきました。
N先生の受け売りとなりますが、皆さんの健康維持にお役立てください。
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