
保険治療として:鎮痛剤は可能な限りだしません。対症療法にしたくはないからです。
他院での治療では効果がないシビレ、痛み、関節拘縮の治療を行ってきましたので口コミでの受診が多いです。
治療
【保険】漢方は原因治療になりますのでよく処方します。
冷えの関与や浮腫み、気圧の変化、高齢者は腎血流の低下(腎虚)などは漢方の適応が多いです。また、トリガーポイント注射は鍼治療の資格もあるので、経絡含めて工夫します。栄養ではMgなどのミネラル不足やビタミンB不足の慢性の痛み、他院からの薬物による影響(スタチン系が多い)も多いようです。
急性期の痛みの多くは1回~数回の施術で完治します。
※安易に慢性の疼痛治療に鎮痛薬を処方することは骨粗鬆症、心筋梗塞、消化管出血を招く可能性があることが解っています。これは内服だけでなく湿布でもおこります。医療者も胃潰瘍でもできれば気が付きますが、多くは副作用が重篤な病態の主原因であると気が付かないケースもあります。
「薬物による対症療法には頼りたくない」と考えています。
治療対象疾患&病態
① 急性期対象:手足の骨折(顔面の骨折は形成外科領域)、腰椎骨折、靭帯損傷、腱断裂。(手術、ギプス固定)
② 一般的な慢性期対象 (保険治療で困難な場合は自費診療)
- くびの痛み
- 肩の痛み
- 腰の痛み
- 股関節の痛み
- 膝の痛み
- 手の痛み・しびれ
- 足の痛み・しびれ
③ 線維筋痛症(自費診療:マイヤーズカクテル、鍼治療、デトックス、免疫治療)
④ 若年性多発関節症(自費診療:デトックス、免疫治療)
⑤ へバーデン結節(保険:漢方など、自費診療:EPA、CaMg、イソフラボン、デトックスなど)
⑥ リウマチの関節炎(保険:漢方、自費診療:免疫治療、デトックス、海水療法)
⑦ 腰部脊柱管狭窄症(保険治療で困難な場合は自費診療:海水療法、鍼治療)
⑧ 腰椎椎間板ヘルニア(保険治療で困難な場合は自費診療:海水療法、鍼治療)
⑨変形性脊椎症(保険治療で困難な場合は自費診療:海水療法、鍼治療)
⑩歩行障害、麻痺(自費診療:免疫治療、デトックス、海水療法)
治療手段まとめ
<保険内の治療>
①トリガーポイント注射と東洋医学的な経絡・ツボ注射(保険対象薬品4種類の組み合わせ)
②漢方による疼痛治療(①で改善しない症例や改善しても長続きしない症例)
「温めると楽になる」「動かし始めが痛む」「浮腫みが痛みの原因」「ストレスが関与していそう」「気圧の変化で痛む」「足の裏の異常感覚もある」などの人には有効です。
③理学療法としてパワープレイトを用います。5分ほどの短時間で効率よく筋力が強化されます。同時にストレッチ、マッサージ効果も行えます。
高齢者からトップアスリートまで対応できます。リハビリのみでの使用は完全予約制で持ち時間なく行うようにしています。
パワープレイトについて詳しくはこちら
<自費の治療>
①トリガーポイント注射と東洋医学的な経絡・ツボ注射に海水療法、プラセンタ注射を用います。
※多くの患者さんを治療してきて感じることは、レントゲンやMRIに問題があっても痛みやシビレの原因はそこにはなく、脊椎から症状がある部分までのどこかの血行障害やエネルギーの伝達障害があるようです。手術しても改善しない患者さんに当てはまる方もいるはずです。当院で開業以来、手術適応と判断し県立リハビリテーションセンターなどに紹介した患者さんは10名程度であり、ここまで2万人以上見ていますから、ごくわずかな患者さんであると感じています。手術を行う前にやることはたくさんあります。
②栄養療法:注射の効果が持続しない症例は筋肉や靭帯の改善に必要なMgなどのミネラル不足であったり、血流改善に関与するホルモンや栄養素が不足している症例が多いため、生活習慣、飲酒歴、痛みの質などを考慮し、採血で確認しサプリメントを加えることで痛みの治療を行います。
③免金属の治療(スパイクタンパクの処理):MATRIX療法、TripleMAF(ワクチン接種後の線維筋痛症など)
④頭鍼治療(PAPT療法):痛みや麻痺の治療に使用します。痛みの原因は同じ神経支配域の臓器の血流に問題がある場合があるときもありますので、痛みやしびれ・麻痺のある筋肉と臓器の問題を頸部(Yポイント)と頭(Pポイント)などから探し、頭部の鍼だけで全身の治療は行う方法です。
※大切なことは痛みの本質を抑え、再発しない体質作りをリハビリ指導とともに行うことだと思っています。