中野市の形成外科,美容外科,皮膚科,整形外科 たかはしクリニック

院長ブログ
2020.03.13

クリニックでは開業以来、予防医学の観点からの提案や無料の講演活動などを続けてきました。
このブログの目的は遠方でクリニックを受診できない方へ、少しでも役に立つ情報を伝えたくて発信しているものであり、集客などの目的もなければ興味もありません。ホームぺージの規制もあり注意して文章を考えていますが、このことを理解いただきたいと思います。

 
さて、栄養療法・解毒治療・漢方・エネルギー医学・自然治療(ホリスティック医学)などから現時点での免疫改善の方法を現時点で行えることの提案です。免疫は足し算の前に引き算が必要です。クリニックで患者さんによく言っていることを記述します。当たり前のことの大切さをわかってください。

1.生活習慣に関して(まず最低行うべき養生)
①質の良い睡眠の確保
「疲れたら食べなくても良いので身体を休めることにエネルギーを使いなさい」
睡眠中のメラトニンはとても優秀な抗酸化物質でもあります。

②食事に関して(腸内免疫=腸活)
「過食は厳禁です。普段から少食気味にしなさい」
消化酵素に使用される補酵素の量を減らして代謝酵素に渡すためです。
「マーガリン・ショートニング・植物油脂を含む製品は厳禁です」
他の諸外国では製造も販売も禁止のトランス脂肪酸の規制をしない日本は残念ながら積極的に国民守る姿勢はなさそうです。
「添加物の入った腐りにくい加工品は口にしてはいけません」
血液データからも細胞膜障害で赤血球の寿命が極端に短くなっている方をよく見つけます。一般の医師の方は全くそのデータに気づいていないことがありますので医者に頼らず自分で学びましょう。
「生の野菜や果物は出来る限り安全なものを摂ることも大切です」
栄養学的な視点ではなくホリスティック医学の観点です。
「冷たいものを口にすることは避けましょう」
消化機能を落とすことは免疫を落とすことです
「魚は養殖でなく水銀の蓄積の少ないものを選びましょう」
養殖を行う河口に大気汚染物質が多くなる傾向にあるからです。(アメリカの環境保護庁では養殖のサケは月に1切れ=ダイオキシン0.01pgです。日本の基準は10pgまで許しています。)

③飲酒に関して
「疲れている時は肝臓の解毒能力も低下するので禁止です」
「元気な時でも免疫は低下します」

④便通に関して
「毎日形がよいバナナ状の便がつるんと出るようになりましょう。臭いもあまりなく、お尻をふいてもほとんど汚れていない状態が良い便です。また軟便の方はこれを治しましょう。」
クリニックでは原因を考えて漢方やアメリカの医療用の消化管アプローチ方法、自然療法なども取り入れていますが、どのような方法でも良いので快便をめざしましょう。遅延型アレルギーで問題のある食材は避けることも大切です。グルテン・カゼインは避けている方が安全です。

⑤健康な胃に関して
PPI(プロトンポンプ阻害薬)などの胃薬を漫然と処方されていることで腸内細菌の環境が悪くなっている方をよく見つけます。医者の処方を鵜呑みにせず自分で学ぶ姿勢も大切です。どのような取り組みをすればこの種の胃薬を止められるのか丁寧な指導を行ってくれる先生を探してください。まずは漢方に精通している医師や粘膜改善のアイディアのある栄養療法医をお勧めします。
※栄養的にはまだまだありますが、たくさんの薬を処方されている方は総合的に管理できる医師に整理してもらうことは大切です。医薬品の問題点に詳しい医師に相談してください。

2.漢方の選択
今回の新型コロナウイルスは一般的な風邪症状の期間が少なく早い段階で肺の末梢に入ってしまうようなので、市販の漢方で予防をしたい方はおそらく葛根湯や麻黄湯ではなく小柴胡湯などの選択の方がよいケースがありそうです。
詳しくは漢方薬局などで相談してみましょう。また冷え性の方は漢方で温めて基礎体温が上昇したり、末梢が冷えにくくなったりすると風邪をひきにくくなります。

3.積極的な栄養介入
ウイルスを肺に入りづらくするためには線毛細胞が活発に振動して働く状態になっている必要があります。つまり如何に粘膜を正常化させるか?ということです。ビタミンCを毎日摂取するだけで風邪をひきにくくなることはよく聞きますが、これはビタミンCの抗酸化力そのものよりも粘膜のコラーゲン合成の材料(タンパク+鉄+ビタミンC)の働きで皮膚や粘膜が改善して免疫が上がっていることが大きいような気がします。ただし気管支の線毛細胞がより活躍できるようにするためにはビタミンA亜鉛がとても大切です。
開業以来この条件を整うように予防治療を行った患者さんは、毎年何回も風邪をひいていた方がほとんどひかなくなったとよく耳にします。
また、漢方でも触れましたが体温が高まると免疫は高まるので鉄改善で貧血が改善し、それに伴う甲状腺ホルモンの改善で冷えも改善することが大切なことです。
ここでサプリメントを安易に摂取しようとした場合に注意していただきたいことは、市販薬の多くは血液データが残念なぐらい変化がない事実があることです。国の関係機関には製品内に表示通り必ず入っているのか?分解できる素材か?吸収できる素材か?吸収経路を意識した製品なのか?などアメリカ並みに厳しくしていただきたい。消費者を欺く製品を規制して取り締まっていただきたいと願っています。正しいものは極端に消化機能に問題がない限りは必ず血液データに予定通りの結果をもたらします。もしサプリメントに懐疑的な方は国際栄養癌学会からの情報や論文を検索して学んでください。この点では最近、医師よりも一般の方の方が学んでいる方が多くなっているような気がします。オリーブ葉の有効性は前回簡単に書きましたので学びたい人は本から学びましょう。

4.思考と免疫
予防も大切ですが過剰に心配したり、咳症状のある方に罵声をあげたりする行為はダイナミックに消化管免疫を低下させます。無自覚に自分や相手の免疫を低下させる感情や思考は皆さんが思っている以上に影響力があることを知り、穏やかに愛他的に過ごしましょう。

 
※先日ある勉強会で効いた話です。
新型コロナウイルスに有効な可能性が高く、安全な製品に関してある研究者が国の機関に尋ねたところ、「前例のないものは受け付けられない」と言われたそうです。自分の家族が重症化して既存の方法では有効なものがないこの現状でも同じことを言うのでしょうか?そもそも新型のわけですから治療に前例はありません。「今までの認可のある治療薬だけで戦え」と言われている現場の医師の苦しみは想像できていないでしょう。
その前線で戦う医師の意見も聞かずに、お役所ごとで「責任を取りたくない」とも思えるコメントにいつもがっかりします。

経済的にも危機的状況なのですから安全な方法であれば現代西洋医学の狭い枠にとらわれず、権威や不勉強からなる防衛的なプライドに縛られず、様々な医療者の意見に耳を傾けることが求められているのではないでしょうか?
・・・・SARSのときも最終的に収束に向かわせた治療はたった1種類の生薬であったことを最近中医学からの情報で聞きました。

たかはしクリニック院長高橋嗣明

形成外科の専門医。たかはしクリニック開設以来、形成外科の治療だけでなくオーソモレキュラー療法をはじめとする多様な治療を実践し、多くの慢性の難治疾患の治療にあたっています。北里大学医学部・北里大学大学院卒業、東京大学客員研究員・博士号取得。

 

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形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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