たかはしクリニック院長高橋嗣明
形成外科の専門医。たかはしクリニック開設以来、形成外科の治療だけでなくオーソモレキュラー療法をはじめとする多様な治療を実践し、多くの慢性の難治疾患の治療にあたっています。北里大学医学部・北里大学大学院卒業、東京大学客員研究員・博士号取得。
たかはしクリックでは、IgG4の血液検査を行っています。
(この検査は、体内に発生している全IgG4のうち、新型コロナウィルススパイク蛋白反応性IgG4抗体の絶対量を測る検査です。)
元々、どうしてこの検査を始めたのか?と、どのような方が、この検査でIGg4の値を確認しておくほうがいいのか?ということについてお話しておきたいと思います。
元々、この検査を始めたきっかけは、IgG4の数値がどのような人で高くなるのかを調べるためでした。検査の結果、ワクチンを接種していない人は全く問題ありませんでした。
一方、ワクチンを2回以上打った人はこの抗体を作る記憶を消せず、IgG4の数値が高くなることが分かりました。この数値は常に同じではなくて、普段の何ともない状態と風邪をひいた直後で異なります。
風邪をひいて数日の間、IgG4の数値がとても高くなる方がいることがこれまでの検査から分かっています。
では、この数値が高くなるときに何が起きているのか。
(体内で)スパイクタンパクを作っているうちは、IgG4抗体とスパイクタンパクが結合して血栓ができやすい状態になっています。つまり風邪をひくと、血栓性の病態が現れやすいということです。
また、IgG4抗体が増えている間は、他の抗体を生成する働きが遅れてしまうため、多重感染を引き起こしやすくなります。
例えば、インフルエンザに感染しながらコロナウィルスにかかり、さらにアデノウイルスにもかかっているというような状態です。
これまでの発表で私が聞いたことがあるのは、7種類のウイルスに同時に感染したケースです。
これは通常では起こり得ないことです。
これまでに新型コロナワクチンを接種し、風邪がなかなか治らないという方は、風邪をひいたタイミング(一番リスクの高いタイミング)でIGg4抗体検査を受けてみることをおすすめします。平常時の数値と比較することで、自身の健康状態を判断する手がかりになります。
新型コロナウイルススパイク蛋白反応性IgG4抗体 検査について
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