たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
カエルの合唱がにぎやかに聞こえる季節になりました。
去年は鳴く時期が短く、声もさみしかった覚えがありますが、今年はいつもに増してボリュームがすごい!
そういえば今年は桜もとても長くお花見を楽しめました。
タンポポの種もたくさん飛んでいるのは気のせいでしょうか。
自然界では何か(自然災害)が起こるのを感じていて、
今年は子孫を残しておかなければ という危機感があるのではないかと思ってしまいます。
さて今回は傷の治し方についてです。
この間、包丁で中指をそいでしまいました! が、縫うまでの傷ではありませんでした。
ここは院長の専門分野ですので、直ぐに適切な処置ができたので良かったです。
まずは出血を止めなければいけないので、止血材を貼り付けて数日そのままテープで固定して過ごしました。
お風呂に入ってもそのままです。
この時点ではウェット状態を保ちます。
(と言っても、傷パワーパットを張り付けたような完全密封の状態ではありません。傷パワーパットだと閉じ込められて感染があった場合はひどくなってしまいますので注意してくださいね)
止血できた頃に止血剤は取りますが、まだ新しい皮膚はできていないので、感染しないように軟膏ガーゼに交換していきます。
この際に開放するので、空気に触れてドライに。
その後も、軟膏ガーゼは何度か交換するので、傷はウェット&ドライを繰り返しながら治すということになります。
ずっとウェットでも、ずっとドライでもありません。
大抵のそいだ傷(浅い傷)は約2週間で修復すると言われていたので、ちょうど2週間で全開放しましたが、その次の日には、ピンク色の肉芽がグンと盛り上がってきました。
ここまでくると完全ドライは早いと実感!
あとは指紋ができるのを待つのみです。
この指紋、
ごっそりそぎ落としてしまっても(骨が見えていない状態なら)元の状態に戻る(鋳型通りに修復していく)んだよと、傷修復の専門医である院長から教えてもらいました。
肉体と密接に結びついているエーテル体(目には見えないエネルギー体のこと)が記憶する身体の情報通りに回復していくのだそうです。人の身体ってすごいですねぇ。
もし怪我をしてしまい、自宅にあるもので処置をするなら、
まずは流水で洗う刺激が、後の傷の治りを良くしていくことを覚えておいてください。
傷口には、卵の外殻の内側に付いている薄皮が処置として使えます。
ヌルヌルしているほうを、洗浄後ドライにした傷口に貼り、テープで固定してください(ウェットの状態を作ります)。
でも、匂いがしてきたら感染する可能性があるため、交換してください。
民間療法ですが、農工大教授の共同研究で、
卵殻膜が皮膚細胞を刺激してⅢ型コラーゲン遺伝子の発現を増やすことが証明されており、それが創傷治癒を促進していくとわかっています。
ちゃんと科学的に証明されているのです。
どんなものも同じことが言えますが、手軽で便利なものがなくなった時に、身近にあるものでどう対応していくか…
先人の知恵を学ぶ機会を増やしていきたいと思う この頃です。
北信州は雹が降ったり、寒かったりとおかしな天気が続いています。農家さんは大変です。
クリニックのラベンダーがキレイに咲いています。
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