たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
肉食は悪で、菜食は善か? 魚食と納豆を積極的に食べたほうが良いのか?
いやいや、人によっては逆の場合もあるということを知っておいてください。
世の中では、植物性タンパク質(豆類)や菜食を推奨していますが、全くこの健康法が合わない人もいます。
一生懸命食材にこだわり頑張っていても癌になる人もいれば、
適当にしていてもある程度健康に過ごせる人もいますよね。
どちらもその人の思いで取り組んでいることなので双方ともに否定することではありませんが、
でも、本当に自分に合う食事方法を知ることができたら、すごいことだと思いませんか?
「自分に合わない食こそ大半の病気の原因であることに気付き、食で予防し、食で治していく」
今、私たちが率先して取り組み始めた八体質医学には、このような教えがあります。
これは、私たちが長く取り組んできた栄養療法とは違います。
あふれる健康法は、配信している人には良かったかもしれませんが、人の身体は個々に違いますので、
同じアプローチをしても結果はみんなが良くなるわけではありません。
そもそも、なってしまっている症状(病気)に合わせて薬やサプリメントを使用してもその場しのぎにすぎず、
本来はその症状が出ないように、また繰り返さないようにしていくことが 根本治療なのではないでしょうか。
八体質医学は根本治療
何より予防医学にとても優れているものであり、一度診断さえつけば自分で取り組める一生ものになります。
さて この食の個人差をどう見ていくか。
遺伝とは、容姿や性格など親の特徴を受け継ぐことをいいますが、内蔵の情報も受け継がれることはあまり知られていません。
父親か母親どちらかから弱い臓器、強い臓器が遺伝します。(一般的な胃が弱いからもたれやすい…というのとは違います)
この個々に違う臓腑の大小や強弱により、食に個人差が出てくるのです。
要は食事により、強い臓器が強くなりすぎても弱い臓器が弱くなりすぎても、
それが病気の発生へとつながってしまうということです。
例えば私の場合は、肺や膵が強く肝や腎が弱い体質だと診断が出ました。
肝臓が要になる体質です。
肝臓を養生していかないと、他の強い臓器が強くなりすぎてしまいます。
すると、交感神経の過緊張が起こり、腸内環境は悪化し免疫が明らかに落ちます。
この体質では、肉全般、乳製品、大豆製品、ニンニク、ショウガ、ナッツ、小麦粉を絶対に食べてはいけません。
また、野菜も根野菜ではなく、葉野菜中心にします。
肝臓を強くしていく貝類を主軸にし、タンパク質は魚、卵で補い、菜食中心にすると良い体質です。
もともとこの食傾向であるとわかっていたので、ある程度は食材に気を付けていましたが…。
でも、ほぼ徹底して食事を変えたところ、2週間ほどで体内の炎症がスッとなくなっていくのを実感できました。
腸内細菌たちが喜んでいるのがよくわかります。
目の見えやすさ、脳のスッキリ感、肌トラブル、便性状、起床時の関節のこわばり、足のむくみなどが明らかに良くなりました。
これからもしっかり取り組めば、不養生の院長よりますます長生きしそうです!
ちなみに、院長は逆で、豚肉以外の肉食を主にし魚食は止め、葉野菜より根野菜を摂りましょうという体質でした。
この体質では、魚の毒性はうまく処理できず害になります。
院長が年末年始に倒れた時に、リンゴしか食べられなかったのも、この体質がリンゴを最も必要とする食べものだったからだと、今になってわかりました。
世の中ではグルテンカゼインフリーが流行っていますが、院長の体質は食べても良いのです。
体質別診断はすでに始まっています。治療にも予防にも向いているので、どんな方も対象です。
原因不明で癌になってしまった方
急に膝が痛くなり治りが悪い方
アトピーを長く患っている方
パーキンソン病の原因を知りたい方
頸動脈プラークが見つかり動脈硬化が心配な方
糖尿病コントロールが上手くいかない方
関節の動きを良くしたい方
健康でも、これから病気にならない体づくりをしたい方
もちろんお子さんも対象です。
内蔵の不均衡は生まれつきのもので、変わることのない診断ですから。
ぜひ一度、診断を受けてみて自分の体質を知り、体質に合わせた食事にしてみてください。
今まで知らなかった自分になるかもしれませんよ。
【今週の盆栽】ニッコウキスゲと真如の月
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