たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
今まで聞いたことのない食事療法なので必見です!
へバーデン結節は、
完治という言い方が難しく、変形してしまったものは元に戻ることはありません。
現状の痛みを無くし、今以上に変形していかなくすることは可能です。
かれこれヘバーデン結節については、
院長が監修したムック3冊、ブログや臨床でも、自分の体験を踏まえての治療法は多く配信してきました。
毎年新しく有益な情報が入ってくるので、何年も同じような指導にならないのが、たかはしクリニックの特徴です。
今までのことが決して間違っていたわけではなく、素地となり、そこに加えていくとより良くなるという具合です。
今回お伝えすることは、
薬の時代が終わっていく中、これからの医療の中心になっていく”薬食同源”の考え方です。
これは、自分でできる食事療法のことであり、一生ものになります。
以前からお伝えしている通り、
へバーデン結節は何かを改めないと、大きなことになっていく という体の警告として受け止めてください。
その警告に気付き、日々の過ごし方を変えていくことができるかどうかが要となります。
しかし、そこには個人差があり、今までお伝えしてきたことや一般的な健康法では解決できないことが出てくることがあります。
へバーデン、ブシャール結節の患者さんからは、
ケーキを食べると痛くなるんですよ…
お肉を食べると辛くなります…
ナッツを食べてしまうと腫れてきます…
EPAや漢方薬、エクオールを飲んでも痛みがとれません…
など、人によって違うお声をいただきます。
これってなんの違いだろう?
とヘパーデン結節に限らず、他の病態でも個々に違うことが出てくることがあり、個人差の解決は私たちのテーマでもありました。
それが、なるほどこういうことだったのかぁ と、腑に落ちる学びを得ることができ、現在、臨床を重ねているところです。
人は親から引き継いだ内臓の強弱、大小の不均衡があります。
血液型が四つに分類されるように、その内臓の不均衡は八つに分類され、一生変わることはありません。
自分の内臓の強弱(=体質)を知ることで、改めなければいけない食がわかってきます。
今まで散々お伝えしてきた抗炎症作用のあるEPAリッチにする…
ようは青魚を積極的にとるようにしてくださいという指導が、体質によっては食のミスマッチになる ということを知った時には驚きました。
これは、保健薬のエパデール(EPA製剤)も全員が効くわけではないことにつながります。
また、痛み止めやこわばりを抑える漢方も然りで、体質によってはとってはいけない生薬があるのです。
その人がとってはいけない食材が小腸に入ってくると、腸内細菌が喜ぶはずもなく抗原として残り、
それが炎症の原因となっていきます。
痛み、腫れ、赤みは炎症です。
そう、炎症が起きない身体にしていけば、へバーデン結節の悪化は防ぐことができるのです。
今までの食指導は、抗炎症効果のある青魚、ビタミンKやイソフラボンを豊富に含む納豆、マグネシウム強化の海藻を推奨し、骨粗を防ぐビタミンDには魚食や日光浴を勧めていましたが、これらが(日光浴も含めて)合わない体質の人がいることが、治療効果を左右する原因であったとわかりました。
魚の毒性を処理できない体質の人がいるのです。
以前、私がナッツを食べるとヘパーデン結節が悪化することを何度かお伝えしてきましたが、私の体質ではナッツは禁忌でしたので、納得です。
このようなことがあるので、積極的に食べたほうが良いもの、絶対に食べてはいけないものを知り、徹底的に食を改めることが必要となります。
体質別診断は、
脈診でとっていき判断していきますので、興味のある方は受けてみるとよいでしょう。
院長の言葉を借りると、
「自分の体質を知り、日々注意することは、未来の光になるはずです。」
へバーデン結節に限らず、慢性炎症がある方(ない方も)どなたも対象になります。
腸内細菌が体質に合った多様性を持つようになると、
体質と異なる食品が少量でも入ると激しく拒否反応が出ますと 教えていただいた通り、
私の失敗例ですが、絶対に食べてはいけない肉を食べてしまったところ、
ホットフラッシュかと思うほど全身熱を持ち、頭が痛くなり、目がかすんできました。
食べたものが全く消化管に入らず、イメージは食道で詰まっている様子で吐きそうに…。
当然のことへバーデン結節の指はギシギシと痛み、赤くなってしまいました。
その間、15分ほどです。
こんな強い反応が短時間に全身に起きてしまうとは驚きです。
何か月も体質食にしていくと、身体のキレがとてもよくなることを実感したので、二度と肉は食べないぞと誓ったのでした。
初夏の宝石 さくらんぼ
今は紅秀峰が旬です🍒
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