たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
美味しいから食べるのではなく、その人の持つ内臓の特徴や腸内に棲む細菌の種類によって、積極的に食べないほうがよい野菜があることを知ってください。
もともと私は生野菜をモリモリ食べる派。
院長はあまり生野菜サラダを好んで食べず、里芋の煮物やキンピラゴボウが好み。
このように
それぞれの持つ臓器の個人差が、求める食材を潜在的にわかっている場合があります。
私は緑の葉野菜を多くとることが推奨される金体質です。
水体質の院長は、根野菜を多くとったほうが臓器への負担がありません。
野菜(植物)も生き物であり、外敵や病原菌にやられないような免疫システムが備わっています。
「毒素」という言い方が正しいかはわかりませんが、根野菜はタンニンを多く含みます。
タンニンは、抗酸化作用、抗菌作用などがあるため、一般的には健康に良いとされていますが、
この毒素の処理が苦手な金体質の人が良く食べていると、弊害を起こします。
タンニンは、
消化管に炎症を起こしたり、タンパク質や鉄分の吸収を妨げたり、
大量に摂取すると肝腎障害を引き起こすと言われています。
元々肝臓、腎臓が弱い金体質の人は、あまり口にしないほうがよいのです。
青菜に多いポリフェノールのクロロフィルは、
抗酸化物質として積極的に食事に取り入れたいのですが、水体質の人には向きません。
腸管内でクロロフィルからフェオホルバイドという活性酸素を発生させてしまい、それを処理できないのです。
活性酸素は、老化やガンの原因となります。
また、膵リパーゼやアミラーゼの分泌を抑えてしまいますので、元々消化力の低い水体質の人には向かないのです。
でも、
金体質はこれを分解することができるので積極的に食べても良いです。
葉野菜からは食物繊維もとれ、腸内での発酵分解の過程で水素を発生してくれるという嬉しいおまけ付き。
金体質は、野菜中心の食事の選択が体には合っています。
野菜と言っても侮るなかれ。
その積み重ねが臓器に負担をかけていくこともあるのです。
日本人は元々菜食中心の食生活でした。
食物繊維をたくさんとっているため、便が欧米人よりもかなり大きいことは有名な話です。
腸の長さも欧米人(5~8m)に比べて長い(8~10m)ため、肉を腸内に長くとどめておくと腐ってしまいます。
やはり野菜中心に食べ、肉や魚などのたんぱく質は二の次にしていくほうが理にかなっていると思います。
往々にして水体質と金体質の多い日本人は、過食よりも小食の方が向いているようです。
オーソモレキュラー療法を推奨していたころは、”たんぱく質を積極的に食べるように” と指導していましたが、
体質により違うことがわかり、
食にも相性があることを細かく指導できるようになりました。
『食べたもので身体はつくられている』
この真の意味に近づいてきています!
北信州では甘〜いモモが最盛期🍑
今年は小ぶりのようです
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