中野市の形成外科,美容外科,皮膚科,整形外科 たかはしクリニック

ONPブログ
2025.08.28

世の中では四毒抜きというのがとても流行っています。
ご存知の通り、小麦、乳製品、植物油、砂糖をとらないという食事法です。

それとは逆行し、なぜか次々とおしゃれなカフェやパン屋さんがオープンし、インスタ映えするスイーツが飛ぶように売れています。

この4つの食材は、人間にとって本当に全て毒になるのか?
(そもそも毒という過剰な表現がおかしく、食材に失礼です)

現代は、飽食過食、スイーツ盛栄、超加工品食、レンジでチンを好む傾向。

まずはこれらの引き算を。
流行りにのった健康法ではなく、主体性をもち、何でも食べすぎないことと、素材を生かした手作りが基本です。

 
小麦と乳製品
これらについては何度もブログに書いていますのでここでは控えますが、
現在何らかの症状に悩まされている方は、2週間ほど止めてみて症状が和らぐかを確認してください。

こんなことがありました。
頭皮湿疹を30年以上繰り返している70代女性は、お菓子が大好きで止められず毎日食べています。
他の要因がなく、明らかに過剰摂取による症状なのですが、
小麦、乳、砂糖は依存性があるからかストップすることができず、長年頭皮湿疹と付き合っている状況です。

このように治療のひとつと言える
自らの”意志変更”ができなくなることがあるのは やっかいだと思っています。

 
植物油
油脂は、種類にもよりますが普段から積極的に摂るものではないと思います。
ほとんどが炒め物や揚げ物に使われ、どうしても高温加熱調理となるため、発がん物質などの生成が多くなります。

選ぶ基準のひとつに、抽出が(低温)圧搾法の油を選ぶと、栄養素が残っているので良いでしょう。

ほとんどが溶剤(薬)を入れ抽出された油であり、これらは食用と言ってよいものかが疑わしいです。

サラダ油は混合油。
安価なために様々なところで使用されていますが、200度以上で高温製造をしたり遺伝子組み換え作物のことを考えると、害が多く避けたほうがよいでしょう。

こんな事例もあります。
皮膚炎60代女性の方が四毒抜きをはじめ、油を全てラードに変えたとおっしゃっていました。
でもこの方、豚肉をとると内臓に負担をかけてしまう体質結果が出ています。
豚肉の脂が処理ができず活性酸素を生成してしまうのです。
この方には、ラードよりも良質なゴマ油やココナッツ油、オリーブ油などを勧めました。

 
最後に砂糖について。
日本食では、砂糖は、食材を柔らかくしたり、コクを足したり、旨味をつけることにも使われます。

砂糖の材料はテンサイとサトウキビ。

原材料がサトウキビだけの黒糖は豊富にビタミンミネラルが含まれていますがクセがあるので、調理にはやや精製されていますがキビ糖が使いやすいかもしれません。
テンサイ糖や和三盆(ミネラルは少ない)も良いでしょう。

ここからさらに精製されたものは、分蜜糖といわれ、粗糖、三温糖、上白糖、グラニュー糖と分かれます。
これらには栄養素がほとんど残っていません。

糖の代謝には多くの栄養素が消費されます。
上白糖の過剰摂取の弊害は多く、冷え、便秘、偏頭痛、イライラ、うつ状態、記憶力低下、糖尿病などのリスクは格段に上がります。

細胞の糖化=老化は避けたいので、
砂糖は必要に応じて料理には生かし、スイーツは 時々楽しむくらいにしましょう。

 
質の良いものはお値段が高くて手が出づらいと思いますが、
安価なものを取り続けた結果、後に医療費に費やされることを考えると、
今、食べるものにこだわるほうがよいのではないかと思うのです。

若い子たちに限らず、金銭的に余裕がなくなってくると、まず食費を節約していませんか。

食べたもので身体が出来ていると思うと、
超加工品やファストフードを好んで食べた結果の体にならないようにしたいものです。

必要以上に食べ過ぎると体内で発生する老廃物も多く、
その処理にかなりのエネルギーを要し、各内臓に負担がかかります。

何をとってはいけないという流行りの健康法に囚われるよりも、
まず食事量を減らしリセットしてみたらどうでしょうか。

 
働き続けている内臓を休ませてあげると、
自分の体が必要とする食材が明確になってくると思います。

節度のある食生活を。

信州のお米さんは無事に育っています🌾

たかはしクリニック副院長高橋真弓

栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師

 

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