中野市の形成外科,美容外科,皮膚科,整形外科 たかはしクリニック

ONPブログ
2024.04.04

カビというと決まった種類しか思い浮かばないと思いますが、その数は計り知れないほどあります。

カビは真菌の一種で、細菌やウイルスなどの微生物としてひとくくりにされてしまいますが 違います。
カビと酵母、キノコを含む生物群が真菌と言われていて、私たち動物の次に進化した高等な生物であると知った時には、なるほどなぁと納得しました。
酵母もキノコ達も感情があるのではないかといつも思っていたからです。

日本人の私たちは、昔から身近に真菌と関わってきました。
麴菌の分解発酵を利用して味噌や醬油、お酒を造り、イースト菌でパンを膨らませ、シイタケ,エノキタケなどのキノコも食してきました。
この菌たちの機嫌を損ねると、お酒もパンも上手に作れません。
信州には、クラシック音楽を聴かせて日本酒を造る酒蔵(大信州)や、酵素原液(野草の雫)を造る所もあります。
人間と同じで気分が良くなり、上質なものを作り出してくれるのでしょうね。


でも菌の中には、健康を脅かすカビ毒もあり、水虫や喘息、皮膚炎、膣炎、肺真菌症などの原因になっています。

カビが悪さをするのは、免疫が落ち、体内の菌叢のバランスが崩れた時です。
普段はバランスが保たれ、共生していれば何の悪さもしません。

でも、寝不足が続いたり、ストレスが重なったり、抗生剤やステロイドを長く続けたり、今ではコロナ感染やワクチンを打つことで免疫が落ちてしまうと、真菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

以前にもブログに書きましたが、今では皮膚炎のほとんどは、真菌感染によるものです。

癌の原因は真菌のカンジダである
というイタリアのトゥリオ シモンチーニ博士の著書もあります。

慢性副鼻腔炎、慢性アトピー、アレルギーなど繰り返していて、治りの悪いことがあれば、体内の真菌が悪さをしていることも考え、一旦リセットすると良いでしょう。

困ったことに、最近は塗布剤の抗真菌薬は効かなくなっていると臨床では感じています。耐性菌が出てきているのは確かです。
真菌、ウィルス、細菌たちも生き残るために必死なのです。
腸カビにはハーブのサプリメントが著効することもありますので、調べてみてください。

食事で気を付けることは、以前のブログの繰り返しになりますが、まず発酵食品を食べるのを止めます。

味噌、納豆、ヨーグルト、甘酒、キムチ、ぬか漬け、ビール、酒粕、等々。
このように腸内環境を良くしようとして食べているものが仇になっていることもあります。

カビであるキノコも、仲間を増やしてしまうので、中止です。

何より、砂糖は真菌にとっては大好物のエサとなりますので、食べません。(単純糖質のみとし、他の栄養素も含む炭水化物は食べても良いでしょう)

また、体に良いからとオーガニック食品は流行っていますが、防カビ剤や保存料が添加されていない分、期限に限らず早めに食べないとコレまた見えないですが、カビが繁殖しているので、注意が必要です。特にナッツ類。


もちろん、酵母や微生物は私たちに恩恵をくれるものでもあり、全て悪いわけではありません。
体調が改善したら再開してもかまいません。


次に、環境カビ対策も考えていきましょう。

昔のすきま風が入る屋内と違い、今では気密性の高い家の構造となりました。
風通しの悪いところに住むようになっているため、クローゼットや押入れだけでなく、エアコン、壁紙裏、窓サッシ等々でカビが繁殖しやすく、そのため浮遊しているカビ胞子を日々吸い込んでしまう環境にいるわけです···
掃除もキチンとして、空気清浄機などを上手に利用しましょう。


腸カビにやられている方の特徴は甘いものが止められません。菌達が欲しているからです。

上手に退治できると、あれだけ甘いものを欲求していたのに全くなくなるから不思議です。
ブレインフォグもなくなり、頭もスッキリしてきますよ。

以前、顔中のニキビが治りづらかった方に、大好きで一日8杯以上飲むコーヒーを完全に止めてもらったら、一気に良くなったことがありました。
コーヒー豆の農薬とカビが悪さをしていたと考えます。
どんな食材でも、取りすぎないことです。

なかなか抜け出せない症状がある場合には、このように真菌対策も視野にいれていきましょう。

たかはしクリニック副院長高橋真弓

栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師

 

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