たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
たかはしクリニックでの栄養指導は、個人の採血データや生活背景に基づきます。
オーソモレキュラー療法を主軸にし、不足しているビタミンミネラルなどの栄養素の足し算をしていくことや、
食物不耐や遅延型アレルギー検査結果から、腸に負担がかかっている食材を場合により引き算していくなどです。
しかし、通り一遍の理論や統計学を並べ、お伝えし実践していただいても、改善していかない方が一定数出てくることもあります。
その度に、これは何故だろう、何が必要なんだろうという疑問をもち、新しい学びへとつなげ、今日まで積み重ねてきました。
ご存知の通り、人は微生物に支配(という言い方が正しいのかは不明)されていますので、それら菌たちが喜ぶ食物を選ぶことが健やかに共存していく条件であると理解できると思います。
個々の細菌叢が違うように、見合った食もまちまちなのは当然のことです。
腸内細菌たちに、この食べ物はNGだと判断されたものを食べ続けると、そのうち具合が悪くなり病気になっても不思議ではありません。
10年以上前になりますが、オーソモレキュラー療法でお肉を食べなさいと学び、それまで野菜中心でいた食事を肉食に変えたところ、頭の切れ味が悪くなり、体は常に重く、腸内環境の悪化を自覚したことを思い出します。
タンパク質中心の食事は私(というよりか私の中にいる腸内細菌たち)には全く向いていない食事法でした。
このように皆さんも世の中で流行っている食事法をやっても、何も変化が無かったり、かえって具合が悪くなったりした経験があることと思います。
トライ&エラーを繰り返しながらでは先が遠く、個々に合う食事法がすぐに見つかるといいなぁといつも思っていたところ…
今回ご縁をいただき、オーダーメイドができるのではないかと思えるような 新たな食事法を少しですが学ぶ機会がありました。
それは病気の予防にもなり、治療にもなる画期的な医学ともいえる素晴らしいものでした。>
次世代はセルフメディケーションの時代と言われていますが、まさに次世代医学と言っても大げさではありません。
薬を必要としない方法であり、家庭や自分でできる食医学です。
食事で予防し食事で治していく「薬食同源」「医食同源」だとも講師の先生はおっしゃっていました。
人は体質別に臓腑の強弱のバランスがあり、強すぎても弱すぎても不均衡が生じて具合が悪くなります。その誘因が自分の体質に合わない食事をとることである、という考え方です。
例えば、肺は強いけれども肝が弱い体質の人は、食べてはいけない食物のお肉を摂ることで肺(=皮膚)が強くなりすぎて、アトピー性皮膚炎になってしまう などです。
この「体質」は、その人が生まれつき持っている内臓の強弱で決まります。
その組み合わせは無限にありますが、大まかに八つに分類できることがわかっていて、脈診を基本にして「体質」を知ることができます。
体質によっては、魚を食してはいけない方々もいますが、日本人に多い体質では、豚肉の摂りすぎが原因で臓腑に不均衡が生じ、問題が生じてしてしまうことがあるそうです。小麦の多食、コーヒーの多飲も同じです。
体質食のすごいところは、食と臓腑の関係性がわかることです。
なぜその人が、例えば膵臓癌に、パーキンソン病に、潰瘍性大腸炎に、関節リウマチになったのかを紐づけすることができ、毎日の食事が大きな影響を及ぼしていたことが分かります。
この体質医学は、食事療法が主体にはなりますが、治療には、鍼治療(体質鍼)もプラスします。
体質鑑別ができるように、そして院長は鍼治療もできるようにしっかりと学んできますので、しばらくお待ちくださいね。
「北アルプス連峰の眺望」
おやきが有名な信州小川村から撮りました
■ 住所
〒383-0015
長野県中野市吉田890-1[地図]
■ TEL
0269-26-3001
■ FAX
0269-26-3002
■ 診療予約
あり/お電話にてご予約下さい。
■ 連絡方法
お電話にてお問い合わせ下さい。
■ 診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | / | ○ | ○ | ○ | / |
午後 | ○ | ○ | / | 手 | ○ | / | / |
■ 診療科目
形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
・・・・・・・・・・・・・・・・
オーソモレキュラー療法・高濃度ビタミンC点滴・グルタチオン点滴・プラセンタ注射・遅延型アレルギー検査・各種レーザー治療
・・・・・・・・・・・・・・・・
安心安全な食の配信をしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・