中野市の形成外科,美容外科,皮膚科,整形外科 たかはしクリニック

ONPブログ
2020.11.19

ご存知の通り、カンジタ(真菌)はどこにでもいる常在菌。
普段は悪さをしませんが、免疫が落ちた時はガラリと凶暴化していきます。

食生活が乱れていたり、寝不足が続く、またはストレスが多くとても疲れやすくなっている方は要注意です。
他にもステロイド剤や抗生剤、ピルを使用している人、さらに糖尿病の人は免疫がかなり落ちやすく、体内の細菌叢を崩す原因となります。

 
真菌たちは皮膚に感染していくと、水疱ができたり白く粉がふくようになったり、比較的境界がはっきりしていて地図状に炎症が広がっていきます。
抗真菌剤を塗り、反応すれば治りは早いでしょう。

爪感染の場合は変形したり、白く厚くなってきたりします。
爪専用の抗真菌剤を塗りながら厚くなった爪を削る処置をしていきますが、長期戦になる場合が多いです。

口腔内の場合は、舌にクリーム状の乳白・灰白色の膜が点状や斑状に広がるため、特徴的な症状となります。
抗真菌シロップ等を使っていきますが、やはり繰り返すことが多いです。

 
真菌は糖をエネルギーにして増殖していくため、どうしても糖尿病の人や、甘いもの好きな人は治りにくくなってしまいます。

虫歯といい、口腔内はいつでも感染しやすい状態にあるため、口腔内の菌叢を整えていることはとても重要です。
いつでもクリーンに保ちたいですね。

以前は「PB3」という人の菌からつくった、菌叢を整えるための口腔内に特化した、舐めるタイプのサプリがありましたが現在はありません。
以前はピロリ菌感染の方によく利用してもらっていました。
口腔内にいるピロリ菌ってカンジタの中にかくれんぼしているので、胃への再感染防止におすすめしていました。
ついでに口臭やネバつきも防いでくれるので、とても優秀だったのですが残念です。
今は新開発を期待して待っているところです。

 
そして女性の皆さんが一番お悩みなのが、膣カンジタですね。
膣でも常在菌叢が崩れていなければカンジタは悪いことはしません。
結局日和見感染のため、粘膜が弱り悪玉菌が優位になれば増殖し、悪さをはじめるのです。

膣炎の症状は、明らかにおりものの量が増え、色も黄白色やヨーグルト状になってきます。
匂いも気になりますね。同時にかゆみや痛みを伴うこともあり、実に厄介です。
婦人科に行っても結局抗真菌剤を処方されるのみです。
やはりなかなかスッキリ治らず、発症を繰り返すといわれます。

最低限やるべきことは、カンジタにエサを与えないように糖質を制限すること(特に砂糖!)。
これは徹底してください。

「甘いものは好きでやめられない」と言っているようでは、治療になりません。
さらに免疫を落とさないようにきちんとバランスの良い食事をとるように心がけることです。

追加でできるならば、発酵食品(チーズ・パン・漬物・納豆・塩麹等)も避けると良いでしょう。
同じ酵母菌のため、増殖のきっかけとなってしまいます。

 
自分でやれることはまず取り組んでくださいね。
その後から除菌です。また、除菌と同時にやって欲しいのが植菌。
しかも膣内に特化した菌を植えつけていきます。

 
最近、とても優れたものがではじめたので、紹介しますね。
「ウルトラフローラ ウィメンズ」といって、生きた乳酸菌株が2種入ったカプセル状のものになります。
ウルトラフローラ ウィメンズ
腸内と同様、膣にも乳酸菌などが約2000種くらいいて細菌フローラをつくっていますが、この菌叢のバランスを保つことが膣を健全に保つ要となっています。

世の中には多くの乳酸菌サプリメントが出ていますが、目的に合わせた菌種・菌株を選ぶかが大切です。そして配合バランスと、適量かどうかも考えぬかれた、ものを選ぶこと。それら条件を満たしたものが今回ご紹介したものになります。

膣の健康を保つために「ウルトラフローラウィメンズ」を一度使ってみてください。
1日1〜2粒をおすすめします。
おりものの多い日や色にわかりやすく変化が確認できるようになりますよ。尿路感染症予防にも良いと聞いています。

 
この季節のクリニックはキラキラしています!
クリスマスの飾り付けになりましたので、どうぞお楽しみください。
クリニックの冬の飾り

 
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副院長 高橋真弓

たかはしクリニック副院長高橋真弓

栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師

 

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形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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